【 動画目次 】
00:06 「リードタイム」タブをひらく
00:13 ヒストグラムでわかること
00:22 ツールチップ
00:30 棒グラフの色の意味
00:51 終
①実績リードタイムのヒストグラムを表示する
在庫推移チャート画面の右側にある「リードタイム」タブをクリックすると、実績リードタイムのヒストグラムが表示されます。
②実績リードタイムのヒストグラムから分かること
各品目の発注(製造)リードタイムのバラつきを表します。
適正在庫数や安全在庫数を判断するうえでは、「リードタイムのバラつき」が重要なポイントになります。
このヒストグラムで、偏りがあるか、標準偏差が大きいか小さいかなどを見て、リードタイムの安定性を判断してください。
リードタイムのバラつきが大きい場合は、適正在庫数や安全在庫、発注時の想定LTを少し多め(長め)に考えることをおすすめします。
(同一品目でも長納期・短納期のバラつきが大きい状態といえるため)
③指標の説明
製造リードタイム
• 電脳工場の品目マスターの「製造LT」項目から取得します。
発注リードタイム
• 電脳工場の数量単価マスターから、「(発注)LT」項目を取得します。
※数量単価マスターに複数パターンが登録されている場合、「順位」が高い行のLTを取得します。
※「順位」が同一である場合、「単価適用日」が最も新しい行のLTを取得します。
発注回数
• 集計期間内の発注回数の合計を表示します。(部材の発注、作業の指示など)
実績リードタイムの平均値
集計期間のリードタイムの合計 ÷ 集計期間の受入回数 ※「リードタイム」は、「伝票発行日」から「品目の受入日」までの日数を表します。 ※「注文発行日」が空欄の場合や、「注文書発行日」と「品目の受入日」が同日の場合は、無効データとなります。
実績リードタイムの中央値
品目を実績リードタイムの長い順にデータを並べて、真ん中にある値を中央値とします。 ※対象品目が偶数の場合は、中央にある2つの値の平均を取ります。
実績リードタイムの標準偏差
標準偏差は以下の計算式で算出されます。

● s = 標準偏差
● N = 集計期間の受入回数
● Xi = 毎回のリードタイム
● X(上に横線) = 実績リードタイムの平均値
実績リードタイムの標準偏差
=√{[(1回目のリードタイム-平均値)2+...+(最後回のリードタイム-平均値)2]÷(集計期間の受入回数-1)}
※集計期間中に受入回数がゼロの場合は、「実績リードタイムの標準偏差=0」として扱います。
