CSV出力ツールの初期設定(Oracle)

在庫分析に使うCSVファイルをFactory-ONE 電脳工場(以下「電脳工場」と表記)から出力する際は、専用の『CSV出力ツール』を使用します。
※CSV出力ツールはWindows10以降のみ利用可能です。

【 動画目次 】

00:06  CSV出力ツールを取得(ダウンロード)する
00:50  電脳工場からCSV出力(初期設定)
01:46  電脳工場からCSVファイルを出力する
02:10  EX在庫診断へアップロードする
03:42  終

①CSV出力ツールを取得(ダウンロード)する

「EX在庫診断」にログインしてください。
画面右上のID表示部分をクリックし、「ダウンロード > CSV出力ツール」を選択すると、zipファイルがダウンロードされます。


zipファイルを解凍する際は、フォルダの保存場所に注意してください。

  1. 解凍したフォルダは、特殊文字・スペース・日本語を含まないディレクトリパスへ保存してください。
    ◯ C:\Users\ex5_csv_sample-x.x.x
    ✕ C:\Users\拡張ソリューション ツール\ex5_csv_sample-x.x.x (←日本語、スペースを含む)
  2. zipファイルのダウンロード時に、警告が表示される場合があります。

    上矢印(^)から「継続」を選択し、ダウンロードを続行してください。
    ※使用するブラウザにより警告表示は異なります。
CSV出力ツールをひらく

解凍したフォルダ内にある exeファイルを実行してください。


  1. exeファイルの実行時に下の図のようなポップアップが表示されることがあります。

    この場合、「詳細情報」をクリックしてください。
    詳細情報をクリックすると、「実行」ボタンが表示されます。「実行」ボタンをクリックし、先へ進んでください。
CSV出力ツールの初期設定(PostgreSQL)を行い、CSVを出力する

電脳工場のデータベース接続情報

電脳工場がインストールされている端末で『CSV出力ツール』を起動すると、ユーザーID・接続識別子 は自動で入力されます。

自動入力されない場合、電脳工場の接続情報は、こちらの方法で確認してください。
※パスワードは自動入力されません。貴社内の電脳工場 管理者の方にご確認ください。

PostgreSQLをインストールしたbinフォルダ

電脳工場がインストールされている端末で『CSV出力ツール』を起動すると、binディレクトリ は自動で入力されます。

自動入力されない場合、「ディレクトリ選択」ボタンから 手動でフォルダを指定してください。
その際、Oracleのバージョンにより指定するフォルダが変わることにご注意ください。

  • Oracle11gR2、または 12c の場合 …『CSV出力ツール』のフォルダに同梱されている「instantclient-xxxx」フォルダを指定してください。
  • Oracle12cR2、または 19c の場合 … Oracle Database Clientのbinフォルダを指定してください。
電脳工場がインストールされていない端末の場合、手動で『CSV出力ツール』のフォルダに同梱されている「instantclient-xxxx」フォルダを指定してください。
接続テストを実行

ここまで入力ができたら、「接続テスト」ボタンをクリックしてください。
『データベースへの接続に成功しました。』というメッセージが表示されたら完了です。

CSVファイルの出力先

任意の出力先を指定します。
出力先のフォルダパスには、特殊文字・スペース・日本語を含まないようにご注意ください。

出力テスト

「エクスポート」ボタンをクリックすると、電脳工場のデータが出力されます。
先に「CSVファイルの出力先」へ指定したフォルダに、CSVファイルが複数保存されていることをご確認ください。
※データのマスキングを希望する場合は、右上の設定ボタンから、マスキング設定をONにしてください。

設定の保存

最後に、「保存」ボタンをクリックすることで 入力した情報が保存されます。

マスキングとは?

マスキングとは、特定の情報を変更してセキュリティを向上させることをいいます。
EX在庫診断の『CSV出力ツール』でマスキングを行った場合、次のデータが置き換えられた状態で出力されます。

● 品目区分、分類1~6の名称  ※DFW_M020M
● 取引先の略称(社内部署名も含む) ※DFW_M030M
● 品目・工程の名称   ※DFW_M040M
● 電脳工場ユーザーの氏名  ※DFW_M050M