実績リードタイムのABC分析
「実績リードタイム（以降、実績LTと表記）」タブを選択すると、実績LTのABC分析が表示されます。
実績LTとは、「注文書発行日」から「品目の受入日」までの日数を表します。品目は、実績LTの長い順（降順）に並びます。
※画面右下のボタンで、分析対象を「日数」と「乖離日数」のいずれかに切り替えることができます。
また、気になる品目行をダブルクリックすると、該当品目の在庫推移チャートがひらきます。
（画面をクリックすると拡大表示します）
❶実績LT
• 実績LTとは、「注文書発行日」から「品目の受入日」までの日数を表します。
• 集計期間内に複数回の受入を行った場合、受入数を重みとした加重平均で日数を表します。
※加重平均： 日数の平均を求める際に、受入数が少ない入荷よりも 受入数が多い入荷の実績LTを重視する計算式です。
※「注文書発行日」と「品目の受入日」が同日の場合は無効データとなります。
❷乖離日数
• 乖離日数は、❶実績LTの加重平均 と ❸発注LT の差を日単位で表します。
※ ❸発注LTがゼロの場合、「購入」ではなく「社内製造実績」と見做して ❹製造LT を使用します。
※ ❶ ❸ ❹ のいずれかが０日の場合、乖離日数も無効となり「０日」と表示されます。
• 乖離日数を見ることで、発注先（購入先・外注先・社内部署）が、自社の要望にどの程度沿った日程で納めているかの目安となります。
❸発注LT
• 電脳工場の数量単価マスターから、「(発注)LT」項目を取得します。
※数量単価マスターに複数パターンが登録されている場合、「順位」が高い行のLTを取得します。
※「順位」が同一である場合、「単価適用日」が最も新しい行のLTを取得します。
❹製造LT
• 電脳工場の品目マスターの「製造LT」項目から取得します。
❺累計比率
• 累計比率はABC分析の指標です。
• 実績LTの累計比率は、在庫金額の累計比率と求め方（計算方法）は同じです。
在庫金額の累計比率の計算方法はこちらをご参照ください。