【 動画目次 】
00:06 「出庫・入庫」タブをひらく
00:14 ヒストグラムでわかること
00:21 ツールチップ
00:28 棒グラフの色の意味
00:42 入庫数のヒストグラム
01:14 終
①入出庫数のヒストグラムを表示する
在庫推移チャート画面の右側にある「出庫・入庫」タブをクリックすると、入出庫数のヒストグラムが表示されます。
②入出庫数のヒストグラムから分かること
入出庫数のヒストグラムは、各品目の入庫・出庫のバラつきを表します。
適正在庫数や安全在庫数を判断するうえでは、「出庫量のバラつき」が重要なポイントになります。
このヒストグラムで、偏りがあるか、標準偏差が大きいか小さいかなどを見て、出庫の安定性を判断してください。
出庫のバラつきが大きい場合は、適正在庫数や安全在庫を少し多めに考えることをおすすめします。
赤色の棒グラフは、平均値を示します。
オレンジ色の棒グラフは、平均値を基準とした標準偏差の分散を表しています。(68%ルールを採用)
出庫数のグラフにマウスを当てると、ツールチップで「出庫数」「出庫回数」を確認できます。
同じく、入庫数のグラフでは ツールチップで「入庫数」「入庫回数」を確認できます。
③指標の説明
出庫・入庫の平均値、中央値、標準偏差の計算式は以下の通りです。
出庫数・入庫数の平均値
集計期間の出庫総数 ÷ 集計期間の出庫(入庫)回数
出庫数・入庫数の中央値
集計期間の出庫(または入庫)回数を昇順に並べて、真ん中にある値を中央値とします。
※集計期間の出庫(入庫)回数が偶数の場合は、中央にある2つの値の平均を取ります。
標準偏差
標準偏差は以下の計算式で算出されます。

● s = 標準偏差
● N = 集計期間の出庫(または入庫)回数
● Xi = 毎回の出庫(または入庫)数
● X(上に横線) = 出庫(または入庫)数の平均値
出庫数の標準偏差
=√{[(1回目の出庫数-平均値)2+...+(最後回の出庫数-平均値)2]÷(集計期間の出庫回数-1)}
入庫数の標準偏差
=√{[(1回目の入庫数-平均値)2+...+(最後回の入庫数-平均値)2]÷(集計期間の入庫回数-1)}
