サービスで何ができるのか?

①EX調達価格シミュレータの機能

EX調達価格シミュレータは株式会社エクスがFactory-ONE電脳工場の拡張ソリューションとして提供する四つのサービス内の一つです。EX調達価格シミュレータは「購入品」または「外注加工」「社内加工」の調達価格の変動により製造コストがどれぐらい変化するのか、利益がどれぐらい変化するのかという影響を事前にシミュレーションし、各自がアクションを起こす”気づき”を与えるサービスです。受注残/計画残/生産計画情報/出荷実績の対象データを元に変動後の価格で各製品単体の製造コストと粗利額を算出します。

EX調達価格シミュレータには以下のメイン機能があります。
1.1.シミュレーション設定・実行
シミュレーション画面で電脳工場のデータをアップロードします。
データをアップロードした後に、シミュレーション対象になる購入品、外注加工、社内加工の予測単価を指定し、シミュレーションを実行します。  




1.2.分析グラフの表示
シミュレーション結果画面の「分析グラフ」タブで、各月別の「得意先」「分類」の粗利差額TOP1位~10位、TOP11位~20位が色別で表示されます。調達価格の変動により影響が大きい得意先及び分類、影響が少ない得意先及び分類を瞬時に判別できます。




1.3.品目別のシミュレーション結果表示
シミュレーション結果画面の「品目別結果」タブで調達価格の変動により影響を受ける製品一覧が表示されます。各製品ごとに、製造コストがどれぐらい上がる・下がるのか、粗利額がどれぐらい変化するのかを確認することができます。



②EX調達価格シミュレータのメリット

不安定な経済状況では、価格が頻繁に変動しやすいです。
EX調達価格シミュレータでは材料費や加工費が変動した場合、製品の製造コストの変化をシミュレーションすることで、各部門のユーザーが製造コストの変化傾向を把握し、その変化傾向が良いか悪いか評価できます。製造コストの変化傾向が悪い場合、他の部門に連絡します。
ユーザーは以下の対策の検討や行動に移すことができます。

2.1.購買部門
自分が担当している調達品のコストが上がる・下がることにより影響がどれぐらい出るのか順時に把握可能です。なお、影響範囲が大きい場合は、他部署への連絡が必要と判断できます。
まず、購買部門のユーザーは営業部門・生産管理部門・経営部門へシミュレーション結果を共有します。また、コストを抑えることが可能な取引先を模索します。コストを抑えるために、購入ロットを大きくするのか、購入頻度を減らすのか購入方法を調整します。

2.2.営業部門
購買部門からシミュレーション結果の情報を受け取ります。粗利が悪化する製品や得意先が存在する場合は、取引先との価格交渉の必要性を判断できます。そして影響の少ない製品へ注力するなど販売計画の見直します。

2.3.経営部門
購買部門から共有してもらったシミュレーション結果を通して、自社にどれぐらいの影響が出るのか把握できます。製造コストが上がる場合、販売価格を上げるように得意先との交渉を行います。
また、より利益が確保できそう製品に注力して販売を行うようにします。