①受入単価の推移チャートを開く
在庫推移チャート画面には、在庫推移を示す部分の下にもサブチャートが表示されるスペースがあります。その中から「受入単価」のタブを選択すると、受入単価の推移が確認できます。
受入単価の推移チャートにマウスホバーすると、ツールチップで「日付」「受入単価」が表示されます。
②受入単価の計算式
受入単価の騰落率の計算についてはこちらでご覧ください(EX在庫診断のマニュアルへ遷移します)。
受入単価の計算式は以下です。
直近の1単位当たりの受入単価=受入金額2 ÷ 受入数 ※受入金額2は電脳工場の発注テーブルH010Fの「RG_AMT2」から取得します。 ※受入数は電脳工場の発注テーブルH010Fの「RG_QTY」から取得します。
※受入数(RG_QTY) が「0」の場合
直近の1単位当たりの受入単価 = 0
※受入数(RG_QTY) が「0以外」 , 受入金額2(RG_AMT2) も受入金額(RG_AMT)も「0」の場合
直近の1単位当たりの受入単価 = 0
※受入数(RG_QTY)が「0以外」, 受入金額2(RG_AMT2)が「0」, 受入金額(RG_AMT)が「0以外」の場合
直近の1単位当たりの受入単価 = 受入単価(RG_UNITPRICE)
計算例
以下を例に取ってみましょう。
品目を見ると、22608と22609のそれぞれの一番新しい受入日が2020/04/02と2020/06/08であることが確認できます。
22608は受入数(RG_QTY)が100(0以外)、受入金額2が0、受入金額(RG_AMT)が3900(0以外)なので、受入単価をそのまま反映させます。
直近の1単位当たりの受入単価 = 受入単価(RG_UNITPRICE) = 390
となります。
22609は受入数(RG_QTY)が50(0以外)、受入金額2が5000(0以外)なので、
直近の1単位当たりの受入単価 = 受入金額2(RG_AMT2)÷受入数(RG_QTY) = 5000 ÷ 50 = 100
となります。