【 動画目次 】
00:06 Factory-ONE 電脳工場における「所要量計算処理」とは
00:23 パラメータの設定
01:27 シミュレーションボタンで実行
01:35 シミュレーション結果の確認
01:50 シミュレーション結果の比較
02:00 監視品目
02:20 シミュレーション結果のチャート表示
02:55 終
所要量計算処理とは
Factory-ONE 電脳工場の『品目マスター保守』に登録した項目「基準在庫数」または「最低在庫数」を基準として、品目の有効在庫数が基準を下回る場合に発注数や発注先、発注日、納期等を 各種マスターを参照しながら計算する機能です。
『所要量計算処理』の機能詳細は、EXCAMPUS または Factory-ONE 電脳工場のオペレーションマニュアルをご参照ください。
(→ EXCAMPUSログインはこちら)
所要量計算処理を実施する半製品や購入品などが対象です。品目構成マスタ未登録の品目は対象になりません。
①パラメータ設定画面を開く
在庫推移チャート画面で品目を指定してから、サイドメニューの「SIM」ボタン、または 画面右上の「シミュレーション開始」ボタンをクリックします。

品目は、本シミュレーション画面でも選び直すことが可能です。
品目絞り込みボタン
から対象品目を検索するほか、フォーム右端の「 ⁝ 」をクリックすると検索オプションが表示されます。
•「お気に入り品目から検索」をクリックすると、リストボックスをお気に入り品目で絞り込むことができます。
•「監視品目から検索」をクリックすると、リストボックスを監視品目で絞り込むことができます。

②パラメータを設定する
左上の「所要量計算」を選択し、各種パラメータを設定します。

(画面をクリックすると拡大表示します)
| 設定項目 | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| 基準在庫数 | 在庫受払日の有効在庫数が基準在庫数を上回る数量を発注 | 基準在庫数「100」の場合は、有効在庫数が「100」を満たす数量を発注します。 |
| ロット数 | 発注可能なまとまりの数 | 仕入先との取り決め等により、「20」単位で発注する必要がある場合は ロット数=「20」とします。この場合、「20」「40」「60」…など、20の倍数で発注数をまるめます。 |
| 最低数 | 発注可能な最低数 | 仕入先との取り決め等により、「5」以上の数量を発注する必要がある場合は 最低数=「5」となります。 |
| リードタイム | 発注日から入庫までの日数 | リードタイム「10」の場合は、発注日から入庫までの休日を除いた日数が「10」になります。 |
| 単価(任意) | 在庫評価額を算出するための単価 | 単価「500円」の場合は、在庫評価額が「単価:500円」で算出されます。 |
| 発注日まとめ | 発注日をまとめるルール | 「発注日まとめ:日付」「まとめ日付:1日」の場合は、毎月1日に発注日をまとめます。 |
参考値は、EX在庫シミュレータで集計された値、または電脳工場のマスターに登録されている値です。参考値欄にマウスを当てると、計算式や 電脳工場の設定値を確認することができます。
パラメータは、数値欄に直接入力するほか、調整バーをドラッグして設定することも可能です。
(画面をクリックすると拡大表示します)
調整バーの「◯◯%」は、参考値の値を100%として扱います。
例: 基準在庫数の参考値が「50」である場合、調整バーを「150%」にドラッグすると、基準在庫数の欄に「75」が表示されます。
「◯◯%」に該当する数値 = 150% × 50 = 75
注意! ※最初にシミュレーション画面を開いたとき、「単価」以外の設定項目の欄には参考値が表示されます。 ※「参考値=0」の場合、調整バーは使えません。
③シミュレーションを実行する
各パラメータを設定した後に、「シミュレーション」ボタンを押すと、シミュレーションが実行されます。

シミュレーション実行中は下図のように表示されます。
シミュレーションを中断したい場合、「キャンセル」ボタンをクリックしてください。

