電脳工場の生産計画作成処理とは

電脳工場における生産計画作成処理とは、製品や中間品について、有効在庫を考慮した生産計画を自動で計算する処理のことです。計算結果(生産計画データ)を[生産計画確定処理]で確定することで、計画製番が採番されます。



(1)【計画条件】を設定
・【基準在庫数】【最低在庫数】
[品目マスター保守]の各項目と【有効在庫数】を比較し不足分の生産計画を作成します。
・【着手日計算】
いつまでに製造するかを手動で指定します。
・【完了日計算】
いつから作業に着手するかを手動で指定します。
・【自動設定】
有効在庫を日毎に確認し、【基準在庫数】または【最低在庫数】を最初に割り込む
日付を【完了予定日】に設定します。
また、基準となる【有効在庫日】を指定することも可能です。

(2)[EDI生産計画取込処理]で取り込んだデータの扱い方を選択します。
・【指図数】【受注予定】【考慮なし 】
・生産予定としてEDI取込を行った場合は、【指図数】を選択します。
(取込数は【有効在庫数】にプラスされます)
・内示データとしてEDI取込を行った場合は、【受注予定】を選択します。
(取込数は【有効在庫数】からマイナスされます)

(3)【対象品目】を設定
・生産計画データを作成する対象の品目を絞り込む条件を入力します。
※原材料などの購入品は、生産計画作成処理の対象外となります。

(4)【OK(f・10)】ボタンをクリックします。
※本処理は、実行するたびに生産計画データを上書きます。
前回の計算結果は削除されるのでご注意ください。
※品目構成を持たない品目は対象になりません。





生産計画データの変更は、[生産計画入力]または[生産計画入力(数量調整)]から行います。
生産計画データは、本処理を実行するたびに上書きされます(前回の計算結果は削除されます)。
生産計画を確定する際は、[生産計画確定処理]画面を使用します。確定処理により、【計画製番】が採番されます。