①発注点手配のパラメータ設定画面を開く
在庫推移チャート画面で品目を指定してから、画面右上の「シミュレーション開始」を選択します。
左上の「発注点手配」を選択し、各設定項目を入力したら、「シミュレーション」を押下します。

(画面をクリックすると拡大表示します)
発注点手配処理を実施する購入品などが対象です。発注点手配シミュレーションでは、在庫受払日の有効在庫数が[最低在庫数]を下回った場合に、[基準在庫数]を超える数量を発注します。なお、 発注点手配処理を実行した当日が発注日となります。
品目入力フォームからシミュレーションしたい品目を検索することができます。
品目入力フォームの「⁝」をクリックすると、オプションポップアップが表示されます。
•「お気に入り品目から検索」をクリックすると、リストボックスをお気に入り品目で絞り込むことができます。
•「監視品目から検索」をクリックすると、リストボックスを監視品目で絞り込むことができます。

(画面をクリックすると拡大表示します)
参考値は、EX在庫診断で集計された値、又は電脳工場のマスターに登録されている値です。
②設定項目
各設定項目の説明は以下の表をご参照ください。
設定項目 | 説明 | 例 |
---|---|---|
基準在庫数 | 在庫受払日の有効在庫数が基準在庫数を上回る数量を発注 | 基準在庫数「100」の場合は、在庫受払日の有効在庫数が最低在庫数を下回った際に「100」を上回る数量を発注します。 |
最低在庫数 | 在庫受払日の有効在庫数が最低在庫数を下回る場合に発注 | 最低在庫数「10」の場合は、在庫受払日の有効在庫数が「10」を下回った際に発注します。 |
ロット数 | 発注可能なまとまりの数 | ロット数「20」の場合は、「20」「40」「60」…など、20の倍数でまるめて発注します。 |
最低数 | 発注可能な最低数 | 最低数「5」の場合は、最低「5」を発注する必要があります。 |
リードタイム | 発注日から入庫までの日数 | リードタイム「10」の場合は、発注日から入庫までの休日を除いた日数が「10」になります。 |
単価 | 在庫評価額を算出するための単価 | 単価「500円」の場合は、在庫評価額が「単価:500円」で算出されます。 |
在庫受払日 | (運用実施日からの営業日数)の有効在庫数が最低在庫数を下回っていた場合に発注 | 在庫受払日「10日後」の場合は、運用実施日から休日を除いた10日後の有効在庫数が最低在庫数を下回っていた際に発注します。 |
運用タイミング 設定タイプ 実施日 |
発注点手配処理を実行するタイミング | 「運用タイミング:毎月」「設定タイプ:日付」「実施日:1」の場合は、毎月の1日に発注点手配処理を実行します。 |
③パラメータを設定する
パラメータを設定するには二つの方法があります。
❶設定項目の欄(下図で赤枠で囲まれている部分)に数値を入力します。

(画面をクリックすると拡大表示します)
❷設定項目の調整バーをドラッグします。調整バーの「●%」に該当する数値は設定項目の欄に表示されます。

(画面をクリックすると拡大表示します)
「●%」に該当する数値は参考値を元に以下の計算式で算出されます。
「●%」に該当する数値 = ●% × 参考値
例:
基準在庫数の参考値は「31」であり、基準在庫数の調整バーを「150%」所にドラッグすると、基準在庫数の欄に「46.5」が表示されます。
「●%」に該当する数値 = ●% × 参考値 = 150% × 31 = 46.5
注意! ※最初にシミュレーション画面を開いた時「単価」以外の設定項目の欄には参考値が表示されます。 ※「参考値=0」の設定項目に対して、調整バーの操作は無効になります。
各パラメータを設定した後に、「シミュレーション」ボタンを押すと、シミュレーションが実行されます。

(画面をクリックすると拡大表示します)
シミュレーション実行中は下図のように表示されます。シミュレーションを中断したい場合は「キャンセル」ボタンをクリックしてください。

(画面をクリックすると拡大表示します)