•Oracle版
•PostgreSQL版
EX在庫診断で電脳工場のデータを活用するため、電脳工場からデータをCSV形式で出力してから、サービスに出力されたCSVをアップロードします。電脳工場からデータをCSV形式で出力するには、以下の手順に従います。
①CSV出力ツールの取得 ②入力情報の確認 ③CSVファイルのエクスポート
①CSV出力ツールの取得
電脳工場よりCSVを出力する際には、専用のCSV出力ツールを使用します。
EX在庫診断の画面右上のID表示部分をクリックすると「ダウンロード」が表示されます。
「CSV出力ツール」をクリックするとzipファイルがダウンロードされるので、解凍し、exeを実行してください。解凍したファイルは、特殊文字、スペース、日本語を含まないディレクトリパスへ保存してください。なお、対応しているデータベースはOracleとPostgreSQLです。詳しくは動作環境をご参照ください。
ダウンロード時や実行時に警告が出る場合があります。その際はこちらのQ&Aを参照してください。
Oracle版の場合、CSV出力ツールを実行すると下の図のようなウインドウが表示されます。
PostgreSQL版の場合、CSV出力ツールを実行すると下の図のようなウインドウが表示されます。
②入力情報の確認
2.1.以下ではOracleを元に説明します。
①電脳工場のデータベース接続情報を設定します。 ②Oracleをインストールしたディレクトリ、又はInstantClientのフォルダを選択します。 ③CSVの出力先を設定します。 ※ただし、②③には半角英数字、又は一部の記号(ASCII文字)以外を含むパスは設定できません。
上の画像で赤く囲った①~③の部分を編集します。それぞれの設定の仕方は以下です。
①電脳工場のデータベース接続情報を設定します。
「ユーザーID」や「接続識別子」が埋まります。「パスワード」はお使いの電脳工場のセットアップマニュアルをご参照ください。すべて入力ができたら、「接続テスト」を押下して接続ができるか確認してください。データベース接続情報が分からない場合は、電脳工場のクライアント設定から確認して下さい。
②Oracleをインストールしたディレクトリ、又はInstantClientのフォルダを選択します。
2.A.電脳工場がインストールされている端末でCSV出力ツールを起動すると、[接続識別子]が自動的に設定されます。
• Oracle11gR2又は、12cの場合は同梱されているInstant Clientのディレクトリが初期値として設定されます。
• Oracle12cR2又は、19cの場合はOracle Database Clientのbinディレクトリが初期値として設定されます。
2.B.電脳工場がインストールされていない端末の場合、手動でディレクトリを設定します。
「ディレクトリ選択」を押下して、CSV出力ツールに同梱されている「instantclient-1918」のフォルダパスを選択ください。
③ CSVの出力先を指定します。このあとEX在庫診断にアップロードするので、探しやすいパスを指定することを推奨します。
2.2.以下ではPostgreSQLを元に説明します。
①電脳工場のデータベース接続情報を設定します。 ②PostgreSQLをインストールしたディレクトリを選択します。 ③CSVの出力先を設定します。 ※ただし、②③には半角英数字、又は一部の記号(ASCII文字)以外を含むパスは設定できません。
上の画像で赤く囲った①~③の部分を編集します。それぞれの設定の仕方は以下です。
※PostgreSQLのデータを出力する時は、PostgreSQLがインストールされている環境でCSV出力ツールをご利用ください。
①電脳工場のデータベース接続情報を設定します。
「ユーザーID」「サーバー」「ポート」「データベース」が埋まります。「パスワード」はお使いの電脳工場のセットアップマニュアルをご参照ください。すべて入力ができたら、「接続テスト」を押下して接続ができるか確認してください。データベース接続情報が分からない場合は、電脳工場のクライアント設定から確認して下さい。
②PostgreSQLをインストールしたディレクトリを選択します。
[Windowsキー]+[R]で「ファイルを指定して実行」を開きます。
名前欄に「C:\Program Files\PostgreSQL\」と入力し、PostgreSQLのインストールパスが表示されます。
表示結果のうち、「C:\Program Files\PostgreSQL\(バージョン情報)」がPostgreSQLのインストールパスです。
「¥」はバックスラッシュ(左右反対の「/」)の場合もあります。
PostgreSQLのインストールパスを選択して、「OK」を押してください。
③ CSVの出力先を指定します。このあとEX在庫診断にアップロードするので、探しやすいパスを指定することを推奨します。
③CSVファイルのエクスポート
ステップ②を行った後に、「エクスポート」ボタンをクリックすると、電脳工場のデータがCSV形式で出力されます。
CSV出力中は下図のように表示されます。CSV出力を中断したい場合は、「中断」ボタンをクリックしてください。
CSV出力が完了した後に、出力完了ポップアップが表示されるので、「OK」ボタンをクリックしてください。
ステップ②で指定したCSVの出力先に複数のCSVファイルが出力されます。それらのCSVファイルをEX在庫診断にアップロードしてください。
※データのマスキングについて
画面右上の設定ボタンから、データのマスキング設定ができます。
テスト運用などで実際の品目名と取引先名を画面上に表示したくない場合は、チェックをONにしてご使用ください。