長期在庫

ランキング画面で「長期在庫」タブを選択すると、長期間在庫として保持されている品目が表示されます。その際の計算方法は、以下の例とともに確認してください。

なお、先入れ先出し法を前提にしていますので、異なる運用をしている品目にはご注意ください。

例❶在庫がすべてプラスの場合
例❷在庫にマイナスがある場合A
例❸在庫にマイナスがある場合B
例❹最後の締め時点で在庫数がマイナスの場合

 

例❶在庫がすべてプラスの場合

2024年8月10日(7月末締め)の在庫数が1,000個の場合、この1,000個の在庫のうち最古受入日(最も古いものの受入日)は2021/8/10である。
1,000を超えるまで新しい方から受入数を足していく(=下表の受入数を下から順に足していく)と、以下のようになります。

[2024/7/23まで計算] 100
[2024/2/4まで計算]  300(100+200)
[2023/8/2まで計算]  400(300+100)
[2022/9/20まで計算] 900(400+500)
[2021/8/10まで計算] 1,100(900+200)

となるので、1,000を超える2021/8/10の受入分が今も100個残っているということになります。

受入日 受入数
2020/1/1 500
2020/2/5 700
2021/8/10 200
2022/9/20 500
2023/8/2 100
2024/2/4 200
2024/7/23 100
最古受入日:2021/8/10
1年以上前の在庫数

1年以内の在庫数は、2023/8/2までの受入数の合計なので、400個となります。したがって1,000との差である600個が、1年以上前の在庫数です。

2年以上前の在庫数

同様にして計算すると2年以内の在庫数は900個、2年以上前の在庫数は100個です。

3年以上前の在庫数

こちらも同様の計算をすると、3年以内が1,100個になり、3年以上前の在庫は0だということがわかります。

 

例❷在庫にマイナスがある場合A

現在2024年8月10日(7月末締め)の在庫数が1,000個の場合

例❶と異なるのは、2023/8/2の受入数が-100となっている点です。

受入日 受入数
2020/1/1 500
2020/2/5 700
2021/8/10 200
2022/9/20 500(400とみなす)
2023/8/2 -100(0とみなす)
2024/2/4 200
2024/7/23 100

EX在庫診断では、このマイナスの数値をそのまま計算に用いるのではなく、直前の受入のバランスを取っている、というふうに理解します(上の表では図示の便宜上、1年近い差ができています)。あとは例❶と同様の計算方法を用います。

最古受入日:2020/2/5
1年以上前の在庫数

例❶と同様に計算すると、300個が1年以内、700個が1年以上前の在庫となります(マイナス分が1年という境を超えてバランスされています)。

2年以上前の在庫数

700個が2年以内、300個が2年以上前の在庫です。

3年以上前の在庫数

900個が3年以内、100個が3年以上前の在庫です。

 

例❸在庫にマイナスがある場合B

2024年8月10日(7月末締め)の在庫数が1,000個の場合。

システムの最終締め日が2024/7/23で、サーバーにアップロードされたデータは最終締日から数えて5年に満たないという状況です。この場合、最終締日から5年前の1月1日を最も古い受入日として扱います。

 

受入日 受入数
在庫診断にアップロードされていない電脳工場のデータ(5年以上のデータ)
2020/1/1 1500(50とみなす)
2020/2/5 -700(0とみなす)
2021/8/10 100(0とみなす)
2022/9/20 -500(0とみなす)
2023/8/2 -100(0とみなす)
2024/2/4 -200(0とみなす)
2024/7/23 -50(0とみなす)

 

最古受入日:2019/1/1
1年以上前の在庫数:1,000
2年以上前の在庫数:1,000
3年以上前の在庫数:1,000

 

例❹最後の締め時点で在庫数がマイナスの場合

2024年8月10日(7月末締め)の在庫数が-200個の場合、現時点での在庫数は「0」、つまり古い在庫は残っていないと考え、ランキング対象外となります。