5つの具体例から見る!製造業の業務別RPA導入事例!

5つの具体例から見る!製造業の業務別RPA導入事例!

コラム「最近話題のRPAとは何か?何ができるのか?」でご紹介したRPA(Robotic Process Automation)は金融機関をはじめ、さまざまな業種業界で活用されています。ツールも高額なものから月額制で始められるもの、クラウド上で動作するものまで、選択肢が増えてきました。
 基幹システムや会計システムなど、同じ内容を複数のシステムに入力するなど、転記作業が生じる業務が多数存在します。これらの転記作業やアップロードなど、人が行う作業をRPAが代わりに実行し、自動化を実現できます。そこで、製造業でRPAを活用している具体的な事例を業務ごとにまとめましたので、RPAの導入を検討中の方は是非参考にしてください。

 

業務別の活用事例

 受注

1.文具・オフィス機器メーカー:メールによる受注処理の自動化

<導入前>
・パスワード付きExcelファイルが添付されたメールで受注
・パスワードを入力してExcelファイルを開き、注文内容を基幹システムに転記
・納期を入力して受注回答をメールで送信
・メールの見落としや入力ミス等が発生することも
・在庫引き当てを手動で実施
<RPA導入効果>
・メール受信から基幹システムへの入力までの自動化を実現
・FAX受注をWebEDIやメールに移行し、自動化を実現
・出荷依頼を自動送信
・担当者不在の場合も受発注を実行

 出典:インフォテリア株式会社「ASTERIA導入事例:マックス株式会社」
 

2.食品製造業:WebEDI受注データのダウンロード・データ変換を自動化

<導入前>
・得意先ごとに使用するWebEDIが異なり、それぞれの操作方法を覚えなければいけない
・ダウンロードしたファイルを基幹システムに連携させるためのフォーマットの変換が必要
<RPA導入効果>
・受注データのダウンロード、データ変換を自動化
・稼働状況の確認だけで、受注にかかる工数を大幅に削減

 出典:株式会社内田洋行ITソリューションズ「今、働き方改革で注目されているRPAとは」事例2

 

 出荷

3.建材メーカー:出荷状況の問合わせ対応の効率化

<導入前>
・得意先から出荷状況の確認が多い
・問合わせごとに物流部門に確認し、得意先に電話で連絡
<RPA導入効果>
・送り状の発行時に問合わせ番号を自動で得意先のメールアドレスに送付
・自社の工数削減だけでなく、得意先の利便性も向上

 出典:株式会社内田洋行ITソリューションズ「今、働き方改革で注目されているRPAとは」事例6

 

 在庫管理

4.資材メーカー:煩雑な在庫管理業務の自動化により正確な在庫管理を実現

<導入前>
・在庫管理が煩雑
・在庫の責任者は外出が多い営業担当者にあり、生産指示ができず欠品することも
<RPA導入効果>
・設定時刻に抽出した安全在庫数、出荷予定、製造依頼情報を営業担当にメールで配信
・製造依頼などのアクションが非常に速くなり、適正在庫を保つことが可能に

 出典:株式会社内田洋行ITソリューションズ「今、働き方改革で注目されているRPAとは」事例5

 

 会計処理

5.製造業:買掛金処理業務を効率化

<導入前>
・請求書の登録・転記作業を手入力
・膨大な工数、入力ミス等の課題が発生
<RPA導入効果>
・請求情報の読み込み以外の転記作業を自動化
・請求書情報を販売管理システム・会計システムに自動登録
・作業時間を70%削減

 出典:アイコニックテクノロジーズ株式会社「導入事例」RPAの導入例1

 

 以上のように、RPAはバックオフィスでの作業、特に転記作業の自動化に使われることが多く、今回は製造業の事例を集めましたが、バックオフィスでの事例であれば業種問わず参考にするのもいいでしょう。また、RPAはEAIツール「社内のデータが”つながる”EAIツールとは」と合わせて利用されることも多いので、それぞれの強みと弱みをすみ分けた活用が望まれます。昨年のITトレンドをまとめた「2017年のITトレンド振り返り5選!」でも触れたように、RPAは働き方改革の切り札と成り得ます。ぜひ製造業のみなさまでも導入を検討されてはいかがでしょうか。

 RPAで受注を自動化する事例がありましたが、弊社でもRPAとEDIを活用して受注や発注~請求書作成までの処理を自動化するソリューションを提供しております。
詳しくはこちらからお問い合わせください。


Share this...
Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn