2021年のRPA動向、RPAの理解なくして成功なし

2021年のRPA動向、RPAの理解なくして成功なし

 新年あけましておめでとうございます。
本年も皆様のお役に立つ「IT」をキーワードにコラムをお届けしていきたいと思います。
2020年に猛威を振るった新型コロナウイルスは現在も終息せず、2021年もwithコロナを前提とした経営戦略が求められます。そうした中、RPA(Robotic Process Automation)が、人手不足やテレワークの推進で再び注目を集めています。今回は、なぜRPAがコロナ禍で再注目されているか、2021年にRPAの普及がさらに拡大するかをご紹介します。

 RPAについてもっと詳しく知りたい方はこちらのコラムをご覧ください。

どうやって自動化するの?RPAの仕組みを解説

 

ブームを終えて本格的な利用拡大に課題

 2017年からブームとなったRPAは、世界有数のリサーチ会社であるガートナーのハイプ・サイクルによると、2019年の下旬からブームのピークは過ぎ幻滅期に入っています。
幻滅期とは、その技術への過度な期待値に応えられず、関心が失われていく段階を意味します。つまり、RPAへの過度な期待値(RPAを導入すれば何でも自動化できる魔法のツール)に対して、RPAへの理解が深まり、RPAができること、できないことなどのギャップが埋まりつつあるといえます。

 実際、RPAは2017年から2020年にかけて大手企業への導入が一巡し、中堅・中小企業への利用も拡大しつつありますが、多くの企業がRPAを使いこなせておらず、導入効果を十分に得られていない状況が浮き彫りになってきました。当社のお客様においても、RPAを導入したものの、一部の業務を対象とした小規模な利用に留まり、サーバ型などの高価なRPA製品から、スタンドアロン型の安価なRPA製品へダウングレードされているケースが多くあります。

 国内RPA市場において高いシェアを占めるBizRobo!シリーズを提供するRPAテクノロジー社においても、親会社であるRPAホールディングス社の決算資料をみるに、歯止めが掛かりつつありますが、サーバ型で高額なBizRobo!Basicから、安価なBizRobo!miniへダウングレードされるケースが増えていたようです。(参考:RPAホールディングス株式会社 2021年2月期 第2四半期 決算説明資料

 RPAを使いこなせていない要因の多くは、RPAというツールに対する理解の低さや、RPAで効果を出すために現状業務の見直しが出来ていないことが挙げられますが、2021年はそういった課題解決に取り組み、幻滅期を越えて本格的な普及に進めるかの正念場といえるでしょう。

 

コロナ禍による自動化ニーズの高まりで2021年も市場拡大

 一方、いくつかの調査会社によるとRPA市場は2021年も順調に拡大するという調査結果が出ています。これは、人手不足でRPAに対する期待値が高い中堅・中小企業への拡大が順調に進むことや、先述のRPAの課題解決をサポートするコンサルティングやSIも含めたRPAソリューションが引き続き活発化するという点はもちろんのこと、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとして、自動化ニーズが高まっていることが大きいのではと思います。

 コロナ禍により経営環境が厳しくなる中、人の労働力への依存度を下げてコスト削減を考える企業は多くあります。その実現のためにRPAというツールは魅力的なものに映るでしょう。また、感染予防のためテレワークを実施しようにも、単純作業であっても社内ネットワークでしか作業ができず出社を余儀なくされるケースがあります。そこで、社内のパソコンでスケジュール管理されたRPAが人の作業を自動化、代行することにより、その問題を解消できます。

 このように、RPAはwithコロナにおいてスタンダードとなるテレワークへのシフトも加速できる可能性を秘めていることから、2021年も引き続き普及が拡大するとも予想されます。

 

まずは触れてみてRPAを理解することが大事

 ただ、先述の一過性のブームのように、短絡的に考えて導入すべきではありません。特に中堅・中小企業の多くはITに投資できる余力が限られています。

 繰り言になりますが、RPAは魔法の道具ではないので、何ができて、何ができないかを理解することがとても大切です。RPAに対する理解を深めることで、どの業務に適用できるか、自社の業務をどのように変えるべきかが分かります。RPAは使いこなせば極めて強力なツールである一方、ややもすれば、業務のブラックボックス化や野良ロボットという別の問題を引き起こす可能性もあります。そのため、RPAの導入を検討する企業は、まず無料トライアルやハンズオン(体験セミナー)で自身がRPAを体験されることをお勧めします。その上で、自社の問題を本当に解決できるかしっかり考えるというプロセスを踏むことが重要なのです。
 
 DX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みを急かす警鐘が鳴りはじめて久しいですが、2021年はwithコロナを背景にRPAをはじめとした企業のデジタル化の取り組みがより加速すると考えられます。ツールに対する理解を深め、RPAを正しく活用しましょう。
 
 

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