エクス発のRPA「Owlgarden RPA」登場!

エクス発のRPA「Owlgarden RPA」登場!

 2019年11月に弊社が開発した『Owlgarden(オウルガーデン) RPA』をリリースしました。これまで本コラムでも掲載してきましたが、RPAは日本の労働力不足・生産性向上の課題を解決するツールとして注目されています。日本には既に多くのRPAがあり、サーバ型やデスクトップ型といった導入タイプから、UIの認識技術、対応アプリケーション、価格など、製品によって様々なタイプが登場しています。その中で、我々が自信をもって提供する『Owlgarden RPA』は、次のような特徴を持っています。

  • ブロックを繋げるようにシナリオを組んでいく直観的で分かりやすいUI
  • データベース連携やデータ加工などのEAI機能を標準搭載
  • 基幹システムに多い表形式の画面を操作する明細認識

 今回はリリース直後ということで『Owlgarden RPA』の特徴と合わせて、製品詳細サイトでは紹介しきれなかった開発背景やこれまでのRPA製品との違いについて解説させていただきます。

 

直観的で分かりやすいUI

 これまでも「分かりやすい」「簡単」「プログラム知識不要」をセールスポイントとしているRPA製品はたくさんありました。やはりパソコン作業を自動化するRPAとしては、現場の社員自らがツールを使いこなし、自分で作業自動化に取り組み、そこから生産性の高い働き方を考えていくというサイクルができてこそ、企業全体の働き方改革になると考えています。一般的にはフローチャートや1行ずつ処理を羅列していくような画面を持つRPAが多い中、『Owlgarden RPA』の大きな違いは”ブロックを繋げるようにシナリオを組んでいくUI”にあります。
 

 ブロック1つ1つが「クリック」「文字入力」「メール送信」といった処理の塊になっており、人間が行う作業手順と同じように左から右へ並べていくことで、自動化のシナリオを作成していきます。ブロックはそれぞれ作業の内容によって色分けされているため、どのような処理が並んでいるかを一目で把握でき、理の並び替えやグループ化の整理も直観的な操作になっています。
 これは、小学生のプログラミング教育にも使われる『Sclatch』や『レゴWeDo 2.0』の操作感覚に近く、これまでのRPA製品と比べて、初心者が非常になじみやすいツールになっています。小学生が直観的に分かりやすいと感じられる形式であるならば、プログラミング経験のない大人でもきっと学びが早いでしょう。
 

EAI機能標準搭載

 EAIとは「Enterprise Application Integration」の略で、異なる複数のシステムやアプリケーションをつなぎ、データを統合させるツールのことです。『Owlgarden RPA』はExcelやメール操作はもちろん、データベースへの接続機能を標準搭載しています。これまでのRPAはデータベース接続の機能まで含む製品は珍しく、オプションになっていたり、他社EAI製品との連携が必要になるものが多いと思います。
 これは、弊社が25年にわたって生産管理システムを提供してきた企業だからこそ、標準機能での実装にこだわった部分になります。多くの企業がデータベースを利用した基幹システムを導入していること、またそれを扱う人間の作業こそRPAで自動化できる範囲が大きいのではないかと考えた結果です。

 2019年11月時点では『Oracle』と『PostgreSQL』の対応としていますが、今後も継続的に新しいデータベースへ連携できるように機能追加を予定しています。

 

表形式の画面を操作する「明細認識」

 パソコンのUI操作を自動化するためには、導入するRPAがどのような認識技術を持っているかが大きなポイントとなります。『Owlgarden RPA』では、WindowsアプリケーションやWebブラウザのプログラムを解析する「構造認識」と、ディスプレイに表示されているUIを画像としてマッチングさせる「画像認識」の両方の技術を搭載しています。RPA市場の傾向としても、より安定した自動化や適用範囲を広くするため、このように両方の技術をもった製品が増えてきました。
 次の画像は、弊社生産管理システム『Factory-ONE 電脳工場』の在庫照会画面になります。例えば、RPAで10月末時点の在庫数「88」という値を取得したいと思っても、表形式(明細)画面のUIを1つのオブジェクトとして認識してしまいます。これは、RPAで自動化にチャレンジする時の残念な”あるある”といえます。一般的にはこのような場合、「画像認識」を使って目印(アンカー)となる画像から座標値を指定し、その位置の数値をOCRで値として取得する方法で自動化を実現します。しかし、画像や座標による認識もOCR精度も安定するとはいえません。

 
 このような表形式(明細)画面をもつ基幹システムは非常に多く、RPAによる作業自動化のハードルになっていると考えています。『Owlgarden RPA』は「明細認識」という技術を搭載しており、表形式(明細)画面の構成や値を構造的に解析することで、文字の取得や入力、クリックなどの安定した操作を実現しています。
 

RPAの個性もいろいろ

 これまで『Owlgarden RPA』の特長を紹介してきましたが、他の製品にも強み・弱みは当然あります。これから導入を検討される方も多いとは思いますが、数あるRPA製品の中から理想の1つを選ぶことだけが正解とは限りません。毎年、性格も得意分野も異なる新入社員を採用するように、RPAも得意分野の異なる製品を導入(採用)し、最適な業務へ適用(配属)させて、それぞれが連携(コミュニケーション)できるような環境・組織づくりが、これからのRPA社会に必要なのかもしれません。
 

 弊社が提供する『Owlgarden RPA』は、“基幹システムに強い”RPAです。現場の担当者が自分の業務を自分で自動化できる直感的なシナリオエディター、基幹システムとの連携に強いEAI(データ連携)機能や認識技術により、あらゆる業務の自動化を実現します。従来のデスクトップ型RPAでは難しい大量データの処理もEAIで克服可能です。

Share this...
Share on FacebookShare on Google+Tweet about this on TwitterShare on LinkedIn