さまざまな業務に合わせたアプリをノンプログラミングで作成できるkintone。今回は、弊社の主要顧客である製造業のお客様の活用事例をみていきます。中でも、日報管理をはじめとするSFAやCRMではなく、現場や社内全体での活用法をご紹介します。kintoneそのものに関しては、こちらの記事をご覧ください!
・商談、見積、受注、出荷、請求という工程ごとにアプリを作成し、kintoneで一元管理
・日頃の業務改善のアイデアを集約する「改善・アイデア箱」
・各人のタスクを管理する「チームタスク管理」
・工業設備の保守・メンテンスを管理する「工場設備管理」
・生産・加工・販売の部門間の情報共有を徹底
・「Excelファイルのバージョン管理問題」の解決
・ファイルの最新版を把握し、発注ミスや製造ミスが減少
・kintone上で現場の稼働状況が把握でき、工場に足を運ぶ回数が減少
出典:kintone hive online『【となキン】製造業でkintoneを使い倒す!凄腕専務のkintone活用術とは』
・受注から請求まで管理できる販売管理アプリをkintoneで作成
・部署間の進捗管理と情報共有を徹底
・部署ごとの業務進捗が可視化され、正確な納期回答・短納期の実現!
・全体の仕事量を把握し、時間の余裕と余分な在庫を減らすことが可能に
・社内での業務改善意欲が向上
・部署ごとにつながりができ、社員の一体感を創出
出典:kintone『事例から学ぶ 京屋染物店様』
・受発注書や設計図面など、FAX機が受信した内容をkintone上にアップロード
・iPadを使い、kintone上でFAX内容を確認
・FAX確認のためだけに帰社する必要がなくなった
・FAXをリアルタイムで確認できるので、経営指示のスピードアップが可能に
出典:kintone『事例から学ぶ ハラダ精工様』
この事例ではFAXと連携し、図面などを外出先でも確認できるようになりました。kintoneのゲストスペースを活用することで、取引先との図面の共有や注文書の送付ができるようになります。EDIとの連携も可能です。
・見積から、受注、製造、出荷のステータスを把握できるプロジェクト管理アプリを作成
・受注時に使用予定在庫を引き当て、有効在庫を把握できる機能を作成
・製造指示作成段階で見込み案件を含め計画できるので、予想外の作業による残業を削減
・Excelや生産管理システムに多重入力していた手間をkintoneへの入力に集約
・受注のたびに棚卸し、在庫量を確認していた手間を削減
製造部門のみでの活用というよりも、製造部門を含めた全社の情報共有や進捗把握のためにkintoneを使う事例も多いようです。部門ごとに分断されているのではなく、お互いの状況を把握し、会社一丸となって業務を遂行することが業務改善、売上の拡大につながるのかもしれません。
事例からも分かるように、基幹業務をkintoneで実現することが可能です。また、企業間での情報共有やファイル共有も、kintoneの得意分野なので、外注先との情報共有に最適です。製造業で「こんなシチュエーションでkintoneを活用したい!」等々がありましたら、お気軽にお問い合わせください。また、最大50万円の補助が得られるIT導入補助金の活用も可能です!