電子部品の調達競争を「EDI」で勝ち抜く!

電子部品の調達競争を「EDI」で勝ち抜く!

電子情報産業の世界生産額が過去最高を更新しています。

JEITA(一般社団法人 電子情報技術産業協会)が毎年12月に出す調査レポート「電子情報産業の世界生産見通し」通称「赤本」によると、同産業の世界生産額は、2017年は対前年比6%増の2兆7,401億ドルで過去最高を更新、2018年には2兆8,336億ドルと、プラス成長が続く見通しです。

電子情報産業の好況に伴い、電子部品の調達競争も激化しています。

 

電子情報産業の好況による電子部品の供給不足

 冒頭に書いたように電子情報産業は好況です。電子情報産業の内訳として、下記のように示されています。

  • AV機器
  • 通信機器
  • コンピュータおよび情報端末
  • その他電子機器
  • 電子部品
  • ディスプレイデバイス
  • 半導体
  • ソリューションサービス

 好況の背景として、「IoTの進展による半導体をはじめとする電子部品・デバイスの異例の
高成長が全体をけん引」していると解説されています。

 また、IoTの進展という流れは全世界的に加速する可能性が大きいと考えられます。先のコラム「日本版インダストリー4.0『コネクテッドインダストリーズ』は中小企業が主役?」でも紹介したように、日本でも国家レベルでそういった動きが起きていますが、世界ではドイツやアメリカを含む、様々な国や企業が1歩も2歩も先を歩いている状況です。さらに、5Gが本格的に商業利用されれば、この流れは一層加速するでしょう。

第5世代移動通信システム5Gが製造業に与える影響

 上記にリストアップした電子情報産業の製品に不可欠な「電子部品」のニーズも今後さらに増えていくことが確実でしょう。

 

「調達」が明暗を分ける

 業界が好調なら簡単に儲かるかといわれるとそうではありません。製品を作るためには部品の調達が必要です。コラム「『製造業のサービス化』の最前線を追う」でとりあげたように、製造業もサービス化が進んでいます。製造業のサービス化の流れに伴い、今までは「ある部品」を必要としなかったような製品・業種まで「その部品」を必要とするようになる、ともいえます。まさに、センサーや通信モジュールなどはIoT機能の実装には不可欠です。様々な製品に関係するような部品であれば、業界全体での需要が増えれば供給が追い付かなくなるでしょう。また、設備投資による増産もすぐにできるものではありません。1つの部品の発注リードタイムが半年以上かかることもざらだという声も聞きます。
 したがって、需要が高く、限られた数しかない部品をいかに調達することができるかが、ものづくりの明暗を分けることになります。

 

EDIの活用で調達難を解決!

 電子部品では管理する点数が数千~数万点に及んだり、生産中止や仕様変更といった短いライフサイクルにも対応する必要があります。そんな特徴を持つ電子部品を、早く、そして確実に調達するためには情報の活用が不可欠です。一つの解決策としてEDIが考えられます。
 EDIを使えば、多種の部品情報のやりとりも、素早く、そして確実に行うことが可能です。また、生産計画情報のやり取りを行えば、その後の部品調達も予測することができます。さらに、基幹システムのデータと自動で連携していれば、常に最新の情報を取引先に伝えることができるので、情報の共有漏れや、情報の確認漏れによる在庫不足を避けることが可能です。また、EDIを使って情報のやりとりにかかるリードタイムが短縮できれば、生産中止や仕様変更に対応するための行動を素早く起こすことが可能です。
 中小製造業に絞れば、まだまだEDIを活用している企業は多くありません(コラム「中小製造業はEDIを利用しているか?」)。他社に先駆けてEDIを導入することは間違いなく競争力の強化につながるでしょう。他にもEDIを導入することには様々なメリットがございます。あわせてご確認ください。

製造業が発注業務にEDIを導入する6つのメリットとは?

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